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GL工法による壁の下地補修とクロス仕上げ

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東京都渋谷区にて、マンションの壁補修工事を行いました。

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既存の壁は「GLボンド」で施工されていましたが、経年劣化により接着が弱まり、下地が浮いて剥がれてしまっていました。このままクロスを貼り替えても、再び浮きやひび割れが発生する恐れがあります。

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こうした場合は、表面だけ直すのではなく、下地からやり直すことが長持ちするリフォームのポイントとなります。

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GL工法とは?

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GL工法とは、コンクリートの躯体にGLボンド(接着材)を使って石こうボードを直接貼り付ける工法です。

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従来の「軽量鉄骨下地+石こうボード」に比べて、

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*工期が短縮できる

*部屋が狭くならない

*コストを抑えられる

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といったメリットがあります。

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ただし、今回のようにGLボンドが劣化して剥がれると、壁全体に影響が出るため、適切な補修が必要になります。

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【施工の流れ】

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①既存の浮いてしまった壁を撤去

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②コンクリート面を清掃・調整し、GLボンドを新たに施工

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③石こうボードを圧着し、しっかり固定

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④表面をパテ処理してクロス仕上げ

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GL工法で下地を再施工することで、強固でフラットな壁面を再現しました。

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【施工後】

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施工後は、浮きや段差もなく真っ直ぐな壁が復活。クロスも美しく貼り替えられ、清潔感のある空間へと生まれ変わりました。お部屋全体が明るく、安心して長く住める仕上がりとなっています。

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今回のケースのように「壁が浮いている」「クロスに膨らみや割れがある」といった症状は、下地の不良が原因であることが多いです。表面だけの補修では再発するリスクが高く、結果的に余計な費用がかかってしまうこともあります。

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当社では、下地の状況をしっかり調査し、必要に応じてGL工法での補修を行っています。仕上がりの美しさはもちろん、長期間安心できる施工を心がけています。

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